『平田信容疑者が自首・オウム真理教』(日本)
2010(訂正:2011)年12月31日(土)、特別指名手配されていた、平田信容疑者が自首した(以下、警察庁HPより・未だ更新されてません・※0)
オウム真理教関係特別手配被疑者
見かけた人は、すぐ110番。
(被疑者の年齢は、平成22年10月1日現在)
- 懸賞金
- 懸賞金は、事件の解決に結びつく情報を提供した方に対し、その寄与に応じて、警察庁から捜査特別報奨金上限300万円及び「オウム真理教特別手配被疑者検挙のための懸賞広告実行委員会」から懸賞金上限200万円の範囲内でそれぞれ支払われます。

思いだして欲しい。象徴的なテロルである、1995年3月の「地下鉄サリン事件」を。あれを契機として、日本社会から公的なごみ箱が消え、「オウム憎し」の大合唱の中、法律を無視した捜査や、別件逮捕の横行が目にあまるようになった。そして、それは9・11以降、3・11以降、加速度を増している。
なのに、捜査当時者のこの絶望的な「無能力」は、何を象徴しているのだろう(※1)。市民ではない、当局がこれだけ「危険」をあおっておきながら、警視庁の本丸に自首したのに、「いたずら」と思い追い返した現実は。
原発と違って、首都圏へのテロルに関しては、地方の人にはなかなか実感がわかないかもしれない。当時私の住む横浜市でも「異臭騒ぎ」があり、たまたまその場に居合わせた、私の目の前を「防護服」(※2)の集団が通り過ぎていった。
「オウム真理教」に関しては、殆どが解明されないまま、(自己崩壊し、裁判の継続が不可能な)教祖の死刑が確定(※3)。
そして、今でも「あやしい“自分”をみたら110番」のテロップは電光掲示板に毎日流れ続け、「特別警戒実施中」の看板のみが、首都圏に散在し続ける。
その結果、「甘い汁を吸うのは」だれか?
市民善意の国家への協力は、ここでも意味がないことが実証された。
※0:容疑者(推定無罪)の写真を(警察庁のHPから)活用したのは、彼が自首したから。
当の警視庁のHPには、「検挙しました。ご協力ありがとうございました」と平田容疑者の削除がされてます。が、検挙とは、「とりらべるため、うたがわしいものを警察につれていくこと」(『国語辞典』(小学館)です。
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/jiken/tehai/oumu.htm
※1:広報『毎日新聞』:http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120103k0000m040046000c.html
広報の前置詞を以降付けることにします。「では何故、それを参考に使うのか?」という反論には、「逆に、広報なので国の意思がわかりやすくまとめてあるから」です。
※2:原発関係の「防塵服」ではなく、もっと機密性の高い「防護服」。

▲『毎日新聞』(11月17日朝刊・14版)
▲「節電中の日本を明るく照らすのは、あなたの笑顔」(2011・11・8 撮影・飯澤)

最近のコメント